土壌生態系は第3のミネラル
土作りって難しいイメージありますよね。でも、簡単なんです。答えは、自然を再現する。
自然界は、木が生えたり、虫がいっぱい、木と虫や草花が共存してる。そこに実のなる、草
花が増え、鳥達がそれをつゆばみに来たり、虫が増える事で、カエルが増え、カエルは蛇に食
べられ、蛇を狙う野鳥が増える。これが大きな目に見える生態系です。
しかし、我々の目に見えない生態系が、土壌生態系です。それは、小さいです。顕微鏡で見
ると大きく見えますが、米粒よりもまだ小さな虫達が、土の中には山のように住んでいます。
これらの虫達はカエルや鳥を支える、木の生育や草花の生育に寄与する事ができます。これら
の虫は、トビムシ、ムカデ、ゴミムシ、ダニ、ミミズなどなどです。ミミズやムカデは見た人
は多いと思われます。トビムシやゴミムシは見た事がない人がいるのではないでしょうか?ま
た、みみずの中でも姫みみずのように細くて小さいミミズ、ムカデもいくつかの種類に分かれ
ます。
この様な虫達が、我々の食べる野菜や穀物、果樹のミネラルになります。虫達は早くて数ヶ
月〜2年程度で死にます。死んだ後に虫達の遺体はミネラルとして土壌に蓄積し、土が豊かに
になります。土の中でミネラル肥料が無料で作られ続けるという意味なのです。
気層液層固層の中で水と土にはミネラルが入っています。水は山から運ばれてくる鉱物や腐
食が溶け込み入っています。土の中にはもともとそこの大地にあった鉱物や粘土が入っていた
りします。そして、土の中で生きる動物達です。この3つがそろうから、野菜や果樹、穀物は
無肥料でも時間をかけて栽培する事で作物を大きくする事が可能なのです。
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